最近、髪が細くなってきた気がする。
トップのボリュームが出にくい。
でも、特に傷ませた記憶はないのに――。
実はその髪、生えてくる時点から元気がない状態になっているかもしれません。
40代・50代になると、ホルモンバランスや血流の変化により、薬剤を使わなくても髪が弱くなりやすいのです。
だからこそ、今こそ始めたいのが “頭皮と髪のホームケア”。
難しいことはしなくて大丈夫。毎日のちょっとした意識で、未来の髪はちゃんと変わっていきます。
【STEP1】シャンプー前のひと手間「ブラッシング」
いきなり洗わずに、まずはやさしく髪をとかすだけでOK。
ブラッシングは頭皮の血行を促し、皮脂やほこりを浮かせてシャンプーのクレンジング効果を高めてくれます。
マッサージブラシなどを使えば、より効果的です。
【STEP2】シャンプー中は“頭皮をほぐす”意識で
シャンプーは「髪を洗う」より**「頭皮を洗う」**感覚で。
指の腹を使って、生え際から頭頂部に向かって円を描くように動かします。
耳の後ろ、うなじ、こめかみ周りなど、コリやすい場所は特にやさしくほぐすのがポイント。
頭皮が温かくなるくらいがベストなサインです。
爪を立てたりゴシゴシこするのはNG!
【STEP3】乾かす時は“地肌からしっかり”が鉄則
髪だけパパッと乾かして終わり、になっていませんか?
頭皮が湿ったままだと、雑菌が繁殖しやすく、ニオイや抜け毛の原因にもなります。
ドライヤーの風を地肌に当てるように意識して、根元からしっかり乾かしましょう。
【STEP4】頭皮にも“化粧水”を
顔には毎日スキンケアをするのに、**頭皮は何もしてない…**という方、実は多いんです。
年齢とともに頭皮も乾燥しやすくなるので、頭皮用のエッセンスや美容液で保湿と栄養補給を。
サロンでおすすめされたアイテムを、無理なく続けられる頻度でOKです。
【STEP5】ついやりがち!NG習慣をやめるだけでも変わる
以下のようなクセ、当てはまるものはありませんか?
•オイルを多めにつけて放置 → 酸化して髪にダメージ
•朝シャンして自然乾燥 → 頭皮トラブルの原因に
•シャンプーを爪でゴシゴシ → 頭皮を傷つけてしまう
•ケアを後回しにして何もしない → 弱った髪がどんどん増える
•「もう年だから」と諦める → 実は一番もったいない!
ちょっと見直すだけでも、髪の調子が整ってくるのを感じられるはずです。
髪が変わってきたと感じる40代・50代こそ、未来の髪に差がつくタイミングです。
サロンでのケアと合わせて、おうちでも少しだけ意識を変えてみませんか?
“これからの髪”は、今日からつくれます。
ブランシェ 本八幡